わたなべ由紀子の「Yuki’s Choice (ユキズ・チョイス)」

〜アラフォーからの挑戦・もうひとつの人生を選択してみた〜 フィッティングモデル事務所 YUKI model agency (ユキモデルエージェンシー) 代表 わたなべ由紀子のブログ

マレーシア転職日記「テレビで観た彼女達に会えた喜びも束の間、今度はイミグレで通してもらえない、、、」

イミグレのオフィスには、異国からの出稼ぎで来たと思われる数名が、係員に付き添われて座っています。なんとなく不安になりながらも、呼ばれてカウンターで説明すると、オファーレターに記載された会社の電話番号にかけるよう、確認を求められます。しかし、この番号は使われていませんでした。がーん。

ここで、ミスってしまうと携帯電話を取り上げられて、牢屋に入れられて日本に強制送還されます。実際に身近な人が、この経験をしているので、いきなり頭の中はパニックになります。「落ち着いて、落ち着いて。誰か他に会社で連絡を取れる人はいない?」と聞いてくれます。そこで、インタビューしてくれたリーダーを思い出し、事前に連絡を取り合っていた携帯番号に電話をかけてみます。すると、なんとすでに退職したとのことでしたが、会社の人に繋いでくれるとのこと。

次に、私の今のビザの取得状況について確認が必要だと、手続きをしてくれている会社に確認を求められます。電話口でもう怖くなって涙声になっている私に、手続きの会社の女性は「大丈夫よ。大丈夫。」となだめてくれました。時間はかかりましたが、これも無事確認が取れ、パスポートにスタンプが押されました。(ここまでリーダーとの会話以外全部英語です。ちょっとは成長したでしょ笑)

すでに2時間が経っていました。

迎えを待つトランク達はひとまとめに置かれていました。

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さて、今回なぜこんなことになったのか、、、。

私が日本に帰っている間に入国の制度が変わっていました。事前にマレーシア大使館で手続きが必要だったのです。それを知らない私は、そのまま来てしまいました。ちょうど制度の変わり目で、情報が錯綜していた時期です。ですから「今回入国できても、再入国が必要になるかもしれない。」と言われました。

ひとまず、入国できてよかったとホッとします。

その後、日本に戻ることなくビザが降り、出社の日を迎えます。カテゴリー1の2年有効ビザ。就労ビザでは最高のものです。嬉しくてたまりませんでした。

外国で働く人間にとってビザは、空気と同じくらい大切なものですから、、、ね。はぁ...焦りました。