わたなべ由紀子の「Yuki’s Choice (ユキズ・チョイス)」

〜アラフォーからの挑戦・もうひとつの人生を選択してみた〜 フィッティングモデル事務所 YUKI model agency (ユキモデルエージェンシー) 代表 わたなべ由紀子のブログ

滞岩日記「父が話していた枕流亭さんで昼食を」

枕流亭(ちんりゅうてい)さんは、北上川を眺めながらお食事のできる料亭です。今回こちらを父が予約してくれていました。

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ちょっと話が前後しますが、柴又に、川陣(かわじん)という、矢切の渡しを眺める立地に、古くから料亭がありました。父と江戸川を散歩している時に、この前を通ると「北上の枕流亭はどうしているだろう。営業しているだろうか...」と話していたのです。

コロナ禍で、状況も大きく変わっていることでしょう、柴又の川陣に、明かりの入らなくなった様子を眺めることが多くなり、廃業されたと知ったのは、しばらく経ってからのことでした。

今回、展勝地に行くことを決めて、父が真っ先に連絡したのは、前出の枕料亭さんでした。私がネットで予約を確認していたところ、父が颯爽と電話して、昼食の予約を入れてくれました。パチパチパチ〜。

すでに桜は満開と、この時点で聞きました。その後、雨も降ったので、行く頃にはもう散っているなとは思っていました。。。

で、迎えた当日。さらに伯母も来てくれて、父と叔母と私の4人で昼食となりました。案内された席の大きな窓からは、目の前を流れる北上川。さらに、そこへかかる珊瑚橋が見えます。あぁ...なんと素晴らしい眺め!

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対岸には展勝地の桜の桃色が薄っすらと見えます...笑。満開の時ならば、なお一層のこと美しい眺めでしょう。

伯母と会えたのも久しぶり。美味しいお蕎麦をいただき、食後のコーヒーを飲みながらの和やかな時間。80歳の現役で調理場に立つ、背筋がピッと伸びたご主人と、気持ちの良い接客に、ぜひまた伺いたいなと思いました。

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ここで、伯母と父の母校の桜が、今まさに見頃だと聞いて、花見に行きます。卒業以来行っていないという父は、満開のソメイヨシノを懐かしそうに眺めていました。

 

北上駅→枕流亭→伯母と父の母校→展勝地→北上駅の順で周りました。お土産にはもちろん、南部せんべいと、ミニかもめの玉子を購入。とても充実した1日になりました。

子供の頃に父が車を運転して、東北自動車道をキンコンキンコン鳴らして、東北のあちこちに連れて行ってくれたことを思い出します。龍泉洞に行った帰りには、かもめの玉子を買い忘れて、後部座席で大泣きした思い出が...笑。滞岩日記はこれにて終了です。今日も読んでくださり、ありがとうございました。