わたなべ由紀子の「Yuki’s Choice (ユキズ・チョイス)」

〜アラフォーからの挑戦・もうひとつの人生を選択してみた〜 フィッティングモデル事務所 YUKI model agency (ユキモデルエージェンシー) 代表 わたなべ由紀子のブログ

滞馬日記「クランに日本人の獣医さんがいらっしゃる安心感」

仔猫を拾った2015年当時、サイバージャヤはおろか、マレーシアライフを綴るブログなどは、そうありませんでした。そんな中「クランに日本語を話す獣医さんがいらっしゃる」という情報を目にします。Googleマップで確認すると、病院名は記載されているものの、受診時間などはわかりません。とにかく行ってみるしかない!

サイバージャヤからクランまで、Uberに乗り、往復で100リンギ以上(3000円ぐらい)かかります。ドライバーはクランまで来たら、もうお客も掴まらないので、大抵終わるまで待っていて送ってくれました。(待ってもらう間のお茶代程度の気持ちと、帰りのお代を用意します。)猫はイスラム教徒に敬愛されています。手配時に、猫も同乗する旨をコメントし、車に乗り込む前にも確認していました。幸い、猫NGのドライバーに当たることはありませんでした。

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さて、猫を拾って後日、午前休をとってクランの獣医さんを目指します。私にとって日本語でお話しできるのは、本当に有難いことです。健康チェック、ワクチン、去勢、いずれは本帰国までお願いすることになるのですから。

この日、着いた時には閉まっていました。閉まっていると、受診時間などの情報が見えないのです。本当に営業されているのかしら、、、と心配になりながらも、30分ほど待っていると、診療時間になり、無事診てもらえることに。

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呼ばれて診察室へ入ると、なんと可愛らしい女医さん!テキパキと診察してくださり、仔猫の体調は良し!そして、この子は男の子とのこと。女の子だと思って、ミッシェルとか名前つけちゃったよ...笑。その後、ミッシェル改め「みーたん」に変わります。

先生があまりに流暢に、日本語をお話しになるので、思わず出た言葉が...
「先生、ほんと日本語お上手ですねー!」

すると(まさかの)「日本人です笑」とのお答えが。

クランという中華系の多いローカルエリアで、日本人のこんなに可愛らしい女性が、働いていらっしゃるなんて...英語、中国語、日本語のトリリンガル...すごい!カッコ良すぎる!通い続けるうちに、先生の気さくなお人柄にも、すっかりファンになりました。全幅の信頼を置き、その後も大変お世話になっています。またこちらのクリニックでは、日本で学んで、日本語をお話しになる、中華系の獣医さんもいらっしゃいます。優しい女医さんです。

近くのアニマルクリニックを、受診できるのならば問題ありませんが、言葉に不安があると、細かいニュアンスも伝わる安心感は、とても大切だと感じています。

「Lian Animal Clinic」現在はFacebookにて、診療時間の詳細を確認できます。ホームページはありません。Googleマップでは「Klinik Haiwan Lian」と表示されます。2021年10月より、当面の間、完全予約制です。お電話かWhatsAppでの予約が必要です。

※マレーシアでは、アニマルクリニックが「日本語を話せる獣医師がいます!」というような広告をうつことはできません。なので表立って書かれていないのはこのルールがある為です。