わたなべ由紀子の「Yuki’s Choice (ユキズ・チョイス)」

〜アラフォーからの挑戦・もうひとつの人生を選択してみた〜 フィッティングモデル事務所 YUKI model agency (ユキモデルエージェンシー) 代表 わたなべ由紀子のブログ

渡馬前日記「英文履歴書も作成できない自分に情けなくて泣いた」

英文履歴書をすぐ送るように言われて、時間をいただけるようお願いして数時間後。準備不足というか...無知というか...思いつきで応募してしまったことを後悔。情けなくてクッションを抱えて泣く私。

全然わからない...

涙ながらに海外勤務経験者に助けを求め、何とか送信。

「次はインタビューです。」と言われて、またまた「インタビュー???」となる。

PCの画面越しに面接をすると言われて、極度に緊張する私。こんなことならマレーシアに行って直接お話ししたいと思いました。

後日、日本人マネージャー、インド人の偉い人とお話しして終了。私から海外での生活についてや、なぜマレーシアを選んだのかなど質問しまくり。マレーシアで働くことに興味津々の私に、マネージャーは画面の向こうで頭を掻きながら丁寧に答えてくれました。

恐らくそれなりに歳を重ねているし、海外勤務を希望するということは、ある程度英語はできると判断されたようで、すべて日本語で終わりました。後日、配属された先の先輩に聞くと「ここからは英語で話しましょう。」と切り替えるタイミングがあったそうです。時間の決まっている中、私から喋りすぎたのかもしれません。。。

その後、リファレンスチェック。

かつての上司に約10年ぶりに連絡してお願いすることに。その後、無事採用が決まりました。

ここから3週間後には、マレーシアでの生活が始まります。

仕事先に今後はモデルさんへ直接依頼するか、今まで通り私を通してご依頼いただくか確認してまわります。マレーシアと日本の時差は僅か1時間なので、何件かはモデルさんのスケジュール管理をそのまま続けることになりました。自身でお引受けしていたブランド様には、可能な限りモデルさんをご紹介し、10年間続いたフィッティングモデルを卒業しました。体型さえ維持できれば60歳を過ぎてもできる仕事だと聞いています。マレーシアに行くこの機会を逃したらきっと後悔すると思い、できる限りご迷惑のかからないようにと進めていきました。

会いたい人たちに会って、友人たちから盛大に送り出してもらい、あっという間の3週間。

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大好きなわらび餅。メッセージプレートのサプライズ

渡馬前の2日は実家に荷物を預かってもらったり、なんだかんだで完徹。。。

会社が用意してくれたマレーシア航空のチケットを手に、トランクひとつで成田空港からクアラルンプール国際空港(KLIA)へ。空港には迎えの車とドライバーがいるので安心して来るように言われていました。当時は就労ビザの手続きも入国してからの切り替えでした。

日本語はまったくわからないですよと聞いていたドライバーとも無事会えて、一路サイバージャヤへ。初めて来たマレーシア。窓の外を眺めながら、これからこの国にお世話になり生きていくのだなと、不安よりも期待に胸が熱くなりました。興奮しすぎたのか、機内が寒すぎたのか、ろくに寝ないこの2日の無理が祟ったのか...この後、39℃の熱を出して寝込みます(^_^;)